枝井です。
今日は
「僕の友人が収入を3倍にした方法」
というテーマで、非常にシンプルなお話をしていこうかと思います。
クイズってほどのもんでもないんですが、
「彼が一体何をしたのか?」
という答えを予想しながら読んでみてください^^
収入を3倍にした「どケチな男」の行動と思考
もちろん、彼は会社員ではなくて「個人事業主」です。
僕とタイプは違いますがアフィリエイターをやっています。
元々は彼が
「俺もネットビジネスやりたい」
って言うんで、僕が手取り足取り教えてたんですが、アドセンス、物販、情報商材、その他色々と幅広くアフィリエイトを行い、当時は月に20~30万円は稼いでいました。
中でもアドセンス&物販が当時は気に入ってたようで、トラブルでサイトの検索順位が圏外にぶっ飛んでも
「クソがっ!!」
と言いながらも新規サイトを作って、あっという間に収入を元に元してしまう強者です。
そんな、面白い実力者である彼なのですが、最も面白いのが彼の性格。
別の記事で
「ネットで稼いでる人って案外質素なもんよ」
っていうニュアンスの記事を書きましたが
>>ネットで稼げる人の「お金」と「時間」の使い方の特徴
彼の場合は、質素を通り越して「どケチ」でした。
財布の中には、あらゆる店のクーポン券がゴチャゴチャと散乱し、名刺入れは名刺を1枚も入れてないくせに、色んな店のポイントカードでパンッパンに膨れています(笑)
財布もズタボロで、18歳の時に買ったラルフローレンの革財布を約17年ほど使ってます。
彼いわく
「だいぶ育ってきた」
というその財布ですが、全体的に擦りきれ&変色がヤバくて、もはや
「いや、そのラルフローレン、どう見てもロゴのジョッキーの部分が擦りきれてて、馬がひとりで爆走してるんですけど、、、」
という感じで、僕が記憶してるのは茶色い財布だったはずですけど、なんかどう見ても黒いんです(笑)
彼の中でのブランドの価値観はほぼなくて、
「財布なんか、入れ物として使えればそれでいい」
というのが彼の価値観です。
食事も「腹に入れば何でも一緒」という価値観なので、美味いけど値段が高い店に行くぐらいなら、不味いけど値段が安い店を選びます。
と言っても、その性格ですので「安いけど美味い」というお店を、めちゃくちゃ知ってるという感じでしたが^^;
とにかく1円でも安く!少しでもお得に!というのが彼のスタンスなので、ラーメン屋に行っても注文するのはスタンダードな「THE・ラーメン」みたいなやつ。
そこにクーポン券とかでトッピングを施します。
まだ独身ということもあり、月30万円の収入でも十分に生活できていたのですが、それでも「少しでも安く!」という事にはストイックでしたね。
もちろん、仕事に対しては躊躇なくお金を使います。
サーバーが必要とあらば2秒ぐらいで決断して、あっという間にクレカの番号を入力するし
「なあ枝井氏、俺のブログのテンプレしょぼくね?」
と聞いてくるなり、興味本位でよく調べもせずに2万も3万もするようなテンプレを買ったりします。
ただ、遊びとかプライベートにはびっくりするほどお金を使わない人物でした。
まあ、だからと言って嫌な人間という印象はなくて、お金を使わない代わりに、お金が必要のない遊びとかを自分で作ったりするのが上手な人という感じですね^^
なにより、僕はそのドケチっぷりを見るが楽しいんです(笑)
そんな彼と、1年ぶりぐらいに会うことになったんで、いつものようにラーメンを食べに行きました。
ラーメン屋といえば入店時に食券を買う所が多いですけど、彼が選んだメニューを見て、僕は思わず目ん玉が飛び出そうになりました。
「チャ、チャーシューメン・・・だと・・・?」
ラーメンといえばシンプルで一番安い「THE・ラーメン」。
そこにクーポン券で無料トッピングをするはずだった彼が、価格+300円もするチャーシューメンを躊躇なくセレクトしている!?
だが、相変わらずクーポン券も駆使して、味付き卵をさらにトッピングしている!!
彼の変化はそれだけではありませんでした。
「この間、彼女と1週間沖縄に旅行に行ってきたっちゃけどさ、、、」
ナニぃぃぃッ??
沖縄の海なんかYouTubeとか見てりゃ十分と言っていた男が、沖縄の海の綺麗さを力説してやがるだと!?
超がつくほどケチな彼は「旅行が嫌い」と度々言っていました。
「何で金払って、疲れて、時間を使って、滝とか寺とか見に行くと?写真で良くね?」
的な、心を持たないターミネーターみたいな事を真顔で言っていた男が、誕生日でもないのに彼女と沖縄旅行とは、、、
話せば話すほど、彼は人が変わったように羽振りが良くなっていました。
もちろん根本的な部分でケチなのは変わりないのですが。(例えばホテルは「少しでも安くて良い所を!」と探したりするあたり)
どケチな彼の羽振りが良くなった「理由」
彼が急に羽振りがよくなった理由は非常にシンプルです。
「昔に比べて収入が増えたから」
答えはただのこれだけです。
聞けば1年前と比べて収入額が3倍以上になっています。
確かに、自由に使えるお金が増えれば羽振りはよくなります。
金銭感覚も変化してくるものです。
それこそ、ラーメンにするかチャーシューメンにするかとか、たかが200~300円の問題なら「食べたい方を食べる」という選択になります。
スーパーにも、わざわざ特売の値引きシールが貼られる時間を選んで行く必要もなくなります。
もちろん人によりますし、収入の額にもよるんですけど、収入が3倍というのは、単純に今まで稼ぐのに3ヶ月かかってた額を、わずか1ヵ月で稼げてるってことです。
会社員の人は
「3ヶ月分の給料がまとめて入ってくるようになった」
ってイメージすると、その変化が分かりやすいかもしれません。
月100万円とかが銀行口座に入ってくるようになると、ゴリゴリに消費しまくっても毎月40、50万円は勝手に貯まっていきますしね。(税金に消える額を差し引いたとしても)
そりゃー、心にゆとりが生まれて、性格が丸くなるのもうなずけます。
てことは、やっぱり彼は今までよりも仕事に力を入れて、社畜も真っ青になるぐらい朝から晩までパソコンに噛りついているのか?
というと、そうではないんですね。
むしろ、彼は1年前よりも遥かに暇人になっています。(彼女を連れて一週間も旅行するぐらいですし)
つまり、仕事をする量は増えてない(というか減ってる)のに収入だけが、3倍以上に膨れ上がっているわけです。
何故だか分かりますか?
「何か特別な裏技を見つけたのか?」
「誰もやってない新たな市場を開拓したのか?」
とか、そんなことじゃありません。
どケチな彼が収入を3倍にした「極シンプルな方法」
話しを聞いてみれば、彼が収入を約3倍にした方法はめっちゃシンプルなことです。
・売る商品の単価を上げた
これが答えです。
例えば、100円の商品を10本売れば報酬は1,000円。
でも、300円の商品を10本売れば報酬は3倍の3,000円。
彼の収入が劇的に伸びたのはこういうカラクリです。
つまり、今までより「報酬単価が高い商品」をメインに売るようにしたのです。
「なぁーんだ、そんな事かよ」
と、思われるかもしれませんが、ほんとたかがそれだけの事です(笑)
ですが、その「たかがそれだけ」のことが、彼の金銭感覚を変え、生活を変え、精神を豊にしたのです。
彼は以前に比べて明らかに穏やかです。
以前は「お前は何と戦ってるんだい?」というぐらい、世の中への不満とか愚痴をよく口走ってましたし、ギラギラした「闘争本能」や「野心」の塊のような男でした。
まあ、そんな性格だからこそ、ビジネスで結果を出せたという側面もあるかもしれませんね。
就職もしてない、大学も中退、世間的に不安定と言われるネットビジネスをやってて、その中でも不安定と言われるアドセンスという分野にて「月20~30万円」という、これまた不安定な稼ぎしかない。
しかも、その収入も手を動かすのを止めれば、途端に「0円」になってしまうかもしれない。
彼も彼女もいい歳ですし、世間と相対的に見比べて焦りや不安もあったんでしょう。
でも、今の彼は過去が嘘のように穏やかです。
以前は失礼な店員とかを見れば「プロ意識が~」とか渡る世間は鬼ばかりに出てくる姑のように言っていたのに、今回店員さんがチャーシューメンのチャーシューを1枚入れ忘れて、後からお皿に入れて持ってきた時には
「まあ、人間だからミスもあるわな」
という発言と共に飛び出したエンジェルスマイルが逆に不気味でした(笑)
ですが冗談抜きに
・ストレスがなくなる
・不安がなくなる
というのは、こういう事なのかなと。
彼の生活から完全にストレスが消えたわけではないと思いますが、収入が増え、時間も増え、精神的なゆとりが生まれたんでしょう。
んで、全然覚えてなかったんですけど、どうやらそれをアドバイスしたのは僕だったらしいです(笑)
「アドセンスやるより、それを教えた方が大きく稼げるのに」
ってな事を僕に言われたのがヒントだったと彼は言っていました。
そういえば、一番最初に教材プレゼントしてあげて、しばらく付きっきりで教えてたんで、その時にでも言ったかも。
もちろんネットビジネスと言えど、お金の稼ぎ方は人それぞれです。
自己実現の為に必要な金額も人それぞれ違うでしょう。
ただ、月100万円とかそういう額を狙うのであれば、100円200円のものをチマチマ売って稼ぐよりも、「単価が高い商品を売るスキル」を身に付けた方がいいです。
「働く時間を2倍にして収入を2倍にしよう!」という考え方をしてると自由なんて永遠に訪れません。(それではバイトの発想です)
お金は増えても、お金を使う時間が無いというスパイラルに陥ります。
お金を使う時間が無いとかならまだマシですが、大抵は働き過ぎで精神ヤラれちゃいますしね。
昔の僕もそうだし、知り合いにもたくさんいるんですけど、豊かになろうと思って仕事を増やせば増やすほど、精神的に豊かじゃなくなっていくというね。
うつ病になって言葉も喋れなくなったり、ストレスで顔面神経麻痺で表情が0になり、人の顔を見ることもできなくなった人もいます。
他にも、過労死とか自殺とかも度々問題になりますが、本来、生きる為に行っている「仕事」なのに、それが原因で精神が追い詰められて死んでしまうなんて、めっちゃ悲しいじゃないですか。
「働く時間を減らせば生きていけない」
「働くのを止めたら明日から生活ができない」
という状況は、そのぐらい精神を追いつめられます。
ですが「時間」「お金」の両方を確保できれば、今回の彼のように心にゆとりができて、笑顔も増えます。
一週間旅行に行ってほぼ仕事してなかったとしても、それで精神が追い詰められるってこともないのです。
お金の不安や労働の恐怖から永遠に開放されて、自由にプラプラと生きる人生を手に入れたいのであれば「時間」と「お金」の両方を確保するというのが基本です。
なので、「働く時間を増やして数多く商品を売る」という思考ではなく、「より少ない商品を売って利益率を高くしていく」という方が良いわけです。
アドセンスみたいに、「単価50円そこらで月100万円稼ぐ」ってのは途方に暮れてしまいますけど、報酬単価が1万とか2万円の案件ならば、月100万円稼ぐってのはそこまで高いハードルじゃありません。
月にたかが100本ほど商品を売ればいいだけですから。
1日3~4本とかでいいんです。
もちろん、口で言うほど簡単な事ではありませんが、セールスのスキルとかしっかり学んでれば、1年とか2年で十分に射程圏内な収入です。
実際、僕もアフィリエイトを始めるまでは、ビジネスもセールスもまったく学んだことない人間でしたが、今はそのようにモノを売って生計を立てています。
無論、僕だけではなく、この業界で生きてる人のほとんどがそうです。
「小、中、高、大学としっかりセールス学んできました!」
なんて人はまずいませんから(笑)
みんなスタートはど素人レベルです。
つまり、今から学び始めたとしても、生計を立てることが出来るレベルまで達するのは全然可能ということ。
だけど、そのスキルを身に付ける事で得られる恩恵は、めちゃめちゃ大きいんです。
1・ちょろっとお金稼いで
2・しばらく遊んで
3・お金が必要になったら1に戻る
セールスのスキルを身に付けるとはこういう事です。
もちろん、報酬額が安いものを取り扱ってれば、数を多くさばかなきゃいけないんで作業が大変になります。(だから大手小売店とかは従業員を多く抱えてる)
ですが、安直な人の場合は
「どうすれば稼げるだろうか?」
と考えた時に
「そうだ、価格を安くしてでもたくさん売ろう!」
という風に考えます。
でも、それは個人では成り立たないわけです。
個人でそんなことをやっていたら、収入が増える前に心も体もブッ壊れます。
確かに安い商品の方が売れやすいんですけど、まとまったお金にはなりにくいです。
労力を抑えて、なおかつ大きな金額を狙うなら、利益率の高い商品でもバンバン売れるスキルを身に付けること。
バンバン売るとは言っても、1日に3~4本でもコンスタントに売れれば、世間的には立派な勝ち組レベルの収入が得られます。
生活の余裕、精神の余裕を確保しながら収入を伸ばしたい時には意識してみるのがお勧めです。
参考までにどんなことをやっていけばいいのかを、ロードマップ形式で解説してるんでこちらも目を通してみてください。
商品単価の話とか、今回のドケチな友人の話なんかも出てきます(笑)
>>情報商材アフィリエイトで初心者が月収100万円稼ぐまでのロードマップ
それでは枝井でした!