エゴイスト的思考

起業のために就職経験って必要かい?

ども、枝井です^^

僕は2013年にアフィリエイトに挑戦するも一旦挫折(笑)

その後2015年にガチで再び取り組み始め半年で独立。

以後約8年間アフィリ1本で生活しています。

時給1150円で介護士してたことを考えると、ほんとにさっさと辞められて良かったです。
(時給1150円の三カ月後には月収70万円に、、、)

と、自分で言うとめちゃくちゃ嫌らしいですが、僕は周囲と比べるとトントン拍子にネットビジネスの世界の住人になりました。

その要因は色々あるのかもしれませんが

「契約社員の身分だった」

というのがかなり影響あったなと思います。

一応老人ホームという場で働いてはいたものの、僕は人生で一度も正社員というものを経験していません。

起業家の世界には一度も就職したことがないって人も珍しくはなく、だいぽんさんもそういう経歴の持ち主ですね。

ネットビジネス以外の起業家友人にも就職経験がない人はゴロゴロいます。

あるいは一度就職したものの1年も持たずに即行で辞めちゃうとか。

そういうタイプが多いです。

>>『起業家はアスペが多い』

起業家(個人事業)を目指す学生の多くは就職活動の時期に岐路に立たされますね。

・一度就職をするのか

・就職せずに夢を追いかける時間を作るのか

という2択です。

で、この際世の大人に意見を求めると

「一度は就職して社会を学んだ方がいい」

というアドバイスをされることが多いそうです。

一方で起業家連中の多くは就職を勧めません。

世の中の起業家の全てがそうだとは言いませんが、少なくとも僕や僕の周囲では就職を「デス・ロード」と考えてます。

というのも一度就職してしまうと、そこから帰ってくる人物がほぼいないからです。

大抵は忙しさに追われ隙間の時間でチョビチョビと夢を追うことになり、3年4年も経てば夢を追うことすら忘れます。

それでも勤めていれば毎月お金が貰えて生活できるので、手放すのも惜しくなっていくでしょう。

そうなると、頑張ってもお金がもらえる保証がないネットビジネスのようなものに対しては、成功すれば人生が逆転できると分かってても1ヵ月も継続することができなくなっていきます。

実際に今までそういう人をほんと数多く見てきました。

一部の業界では一度就職してしまうと、その人へのリスペクトが地に落ちたりもしますね。

「あぁ、リスク取らずに安全を取る人なのね」

というレッテルも貼られてしまいます。
(バンドとかお笑いとかエンタメ系はその傾向が強いっぽい)

ネットビジネスの世界ではそういうレッテルを貼られることはないですが、やっぱ就職組よりバイト組の方が有利に思えますね。

時間的な余裕が全然違いますし「後がない」という気概が全然違います。

実際にはバイトだからといって「後がない」こともないのが日本という国ですが。

「就職して一度は社会を学んだ方がいい」

とは言いますが、会社で学べることのほとんどは独立した世界では役に立たなくなります。

ネットビジネスの世界は特にそれが顕著で、名刺の渡し方とか接待の仕方とかマジで無縁の世界です。

会社内でマーケティングなどを学んだとしても、会社でのビジネスと独立してのビジネスは規模もやるべき事も全然違うのであまり役立ちません。

別に就職そのものが悪いとは思わないし、どのような生き方を選ぶのかは個々の自由なのですが

「独立のために就職して勉強」

というのは特殊なケースを除いてただの遠回りです。

従業員と経営者は必要なスキルが全然異なるからです。
※特殊なケースとは例えばゲームデザイナーとして独立するためにゲーム会社に就職するというようなケース

就職して学ぶことが全く全部無駄になるとは思いませんが、それを言えばニートだろうとバイトだろうと同じですからね。

むしろ就職組が会社のルールやビジネスマナーというものを必死に学んでる間に、マーケティングやコピーライティングを学んだニートの方が起業家としてのレベルは間違いなく高いです。

以前も「やるべきじゃない努力は弊害」と書きましたが、頑張れば頑張るだけ損するってことも世の中にはあります。

>>『稼げない人は損する努力に命を懸ける』

自由への最短距離を歩みたいのであれば「一度就職」というのは間違いなく遠回りです。

PS.

そういえば以前ニュース番組で大企業を脱サラして独立した人の特集やってました。

その人は某有名企業でバリバリ営業として働き、定年後は会社で行ってたことを個人で行おうとしていました。

仕入れる → 営業で売る

というシンプルなことなのですが、結果は大参事。

個人になった途端に会社のブランドが消え、誰もその人のことを相手にしてくれません。

そして大企業に勤めてたこともあり、営業中の傲慢な態度が取引先の逆鱗に触れ遥か歳下の若僧に説教までされる有様。

家には大量に余った在庫の段ボールを抱え、同時に頭も抱えるという日々。

会社の傘のおかげで結果が出てたのか個人の実力で結果が出ていたのか、この差はかなり重要ですね。

芸能人もこのパターンで独立後に消える人が多いです。

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