エゴイスト・ストーリー

コンビニバイトと同レベルのネットビジネス、、、

枝井です^^

介護士をやっていた頃の僕は「時給というシステム」はマジでクソだなと思っていました。

忙しい日も楽な日も給料は変わらないし、適当にサボる奴も一生懸命やる奴も1時間の給料は一緒。

入所してるじいさんに怒鳴り散らされ泣いてる女の子も、サボッてお菓子食ってるベテランのオバハン介護士も給料は一緒。
(てか昇給してる分、ベテランの方が給料は良いのがさらに神経を逆なでする)

僕はこの世の仕組みを深く考えず、その場の感情論でいつもいつも

「クソがっ!」

と不平不満を並べてました。

そんな単細胞だから僕の時給は1150円だったんでしょう(笑)

今にして思えば時給制って不公平じゃなくて公平な面もあるとわかるし、僕の月収が13万円程だったのも当然だと思えます。

簡単に言えば僕は『いくらでも代わりがいる』存在だったのです。

綺麗事を抜きにして企業側から見ればそうなるでしょう。

てか僕が企業側だったとしても同じ評価を下します。
(代わりがいない存在ならさっさと社員トップに昇格させます)

例えば大抵のアルバイトは時間と労働力を企業に提供して、その対価としてお金をもらうというシステムです。

そして時間と労働力を提供できる人間はこの世に吐いて捨てるほど溢れています。

つまり価値が小さいということになります。

ビジネスとは価値と価値との交換ですので、得られる収入も小さくなるというわけですね。

アルバイトのほとんどは『未経験者歓迎』ですから余計に提供価値が小さくなりますね。
(仕事に価値があるかどうか、という意味ではなく)

未経験でも2、3ヶ月で仕事になるということは、やはりそれも「代わりはいくらでもいる」わけだから得られる収入も小さくなります。

当時の僕はそれを認めずに

「俺の存在はもっと貴重なはずじゃぁー!」

と一人でムキムキしていたわけですね。

が、しかし残念なことに僕が退職した後も、職場は何事もなく円滑に回っています(笑)

やはり僕なんかの代わりはいくらでもいたという良い証拠ですな。

日本は資本主義社会の国家ですので、ネットビジネスの世界でもこの図式は存在します。

より大きな価値を提供できる者は大きく稼ぎ、小さな価値しか提供できない者は稼ぎが小さいです。

そして大きく稼げる人はそれだけ時間的余裕があるので、日々をゆったりのんびり牧場の牛のような精神で過ごすのに対し、小さく稼ぐ人は生活費を得るために必死で、ギラギラした目でてんやわんやです。

そして美味しそうな餌場を見つければ我先にと群がり喰い尽し、まるでイナゴの大群かのような行動を右へ左へ繰り返しています。
(その様子を対岸から眺める牛たち、、、)

このブログを好きこのんで読んでるあなたは、是非とも自由な牛の方を目指してくださいね。

そうじゃないと自由になれません。

牛になるには他人が提供できない価値をお客に提供することです。

他人が提供できない価値なら希少価値が高まるのでリターンも大きくなります。

反対にいくらでも代わりがある記事やサイトだと、それだけ得られるリターンは少なくなります。
(しかもそういう人は多いから地獄の労働競争になる、、、)

あなたにしか提供できない価値。

それを発揮していきましょう。

PS.

僕がネットビジネス始めたのはもう10年程前になりますが、当時も今もこういう広告が多いです。

『初心者でも可能!スキル不要で稼げるぜ!(ドヤァ』

ナニコレ?

コンビニのバイトの募集かな?

といつも思います。

スキル不要ってことは、裏を返せば何のスキルも得られないってことです。

初心者でも可能ってことはあっという間に人が群がり、雑草一本残らない荒地になってるってことです。
(当然、1人1人が得られるお金も少ないでしょう)

こういうオファーに対して夢を抱く人も多いですが、言ってることがコンビニバイトの募集と同じだと気付きましょう。

そうやって一歩引いてオファーに目を通すと、どれだけ寒い演出なのかに気付いて無表情になるはずです(笑)

PPS.

「自分だけの価値とはいっても、、、」

と、思い悩む人から相談を受けることは多いです。

確かにパッとは思い付きにくいものですね。

となると

「他人より優れたものを」

と考えるのがビジネスの初心者にありがちな発想です。

アフィリエイトでいうならこんな感じ

・ライバルより記事数を多く

・ライバルより文字数を多く

・ライバルより特典数を多く

・ライバルより見栄えを良く

・ライバルより丁寧に

電化製品で例えるなら、

「ライバルが40インチのテレビを出したから、うちは45インチを出しまっせ!」

という発想ですね。

この考え方はやめた方がいいです。

よほどの労働力を確保できる大企業でもない限りすぐ潰れます。

一方で自由に大きく稼いでる人は

「そもそも他人と比較させない」

ことに命を燃やします。

比較されなきゃライバルと競う必要はありません。

無理してライバルと違うことやる必要もありません。

他人より多く記事を書くために時間を使う必要もありません。

『他人より優れた価値を提供しようとするのではなく、他人と比較されない価値を作り出す』

それを意識してコンテンツを作れる人は、ビジネスの世界では長生きできるみたいです。

PPPS.

ほんとさっさと介護士辞めてよかったです。

介護士やめて半年後には収入が10倍近くになりましたが、介護士のままだったら今の月収が年収に相当しますからね、、、

今の1年間の収入が介護士生活12年分ですか。

独立してから今まで稼いだ金額を老人ホームで稼ぐには、僕は36年近く休まず週5で働き続けなきゃいけませんでした。

うん、無理すぎる。

途中で耐えかねて廃人になっているでしょう。

時間と労働力を売ってお金稼ぎをするより、価値を創造してお金を稼ぐ方が圧倒的に時間を得られますね。

もちろんネットビジネスにも色んな種類があって、全部が全部、自由なライフスタイルとは言い難いです。

せどりとか転売はシンプルに「時間労働」なので、収入を増やすにはバイトのように労力を増やす必要があるし、自由を目指す人にはやはりアフィリエイトが最も合ってるかなーと思います。
(時間や労働力は無関係のキャッシュスタイル)

特に単価の大きい商品を売るアフィリエイトですね。

アドンセンスのように少額の報酬を狙うのは簡単さはあるけど労力に見合いません。

それこそ、バイトと何ら変わらないです。

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